2021.8.5

初七日の香典の書き方は?法要の香典に関するマナーを解説。

香典の表書き

香典袋の書き方は、御香典や御霊前、御仏前、薄墨で書くなど色々ありますが、法要によって異なることをご存知でしょうか?
当然、初七日においても適切な書き方が存在します。

今回はお香典袋の書き方全般から初七日の香典袋の書き方、香典の入れ方やお布施との違い、水引の種類といった香典のマナーについて詳しく紹介いたします。

また、裏や中袋の書き方が心配な方も多いでしょう。この記事で香典のマナーに関する不安を大きく取り除くことができると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

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初七日の香典の書き方は?そもそもお香典とは?相場もご紹介

悩む女性

そもそもお香典とはどんな物なのでしょうか?

葬儀や法事の時に必要な現金で、不祝儀用の水引が付いた封筒に薄墨で表書きや名前を書き入れてお渡しする物という認識は、多くの方がお持ちだと思います。

お香典は、一般的には不幸があった遺族に現金を渡す行為で、お線香・抹香を送る代わりに現金で出すものになり、そのため香という字が使われています。

主な意味合いとしては、葬儀には大変費用がかかる事から、相互扶助的な理由で広まってきたと言われています。

また、御香典を出すという事は、故人に対する供養の気持ちも勿論ですが、今までお世話になった事への感謝を表す行為でもあります。それは、時として故人に対してだけでなく、遺族に対してという意味を含む場合もあります。

しかし、最近は家族葬が増えた事によって、葬儀に参列されるのはごく近親者のみという場合が多くなっています。
そのため、身内同士で御香典のやり取りをする必要はないと考える方も多く、御香典を辞退するケースも増えてきています。

また、家族葬でなくとも、御香典を頂くとお香典返しをしなければいけない事を手間と考え、また、参列して頂く方の経済的な負担になる事を避けるためにも、一般葬であってもお香典を頂くことを辞退される香典辞退を希望されることも多いようです。

一方で、日本には昔から「お互い様」という文化も根強くあります。

参列者としても、今までに自分の身内の葬儀の時にお香典を頂いた事があったり、故人に対して色々とお世話になったけどなかなか恩返しをする機会がなかったという方は、御香典を出したいと思う方もいらっしゃいます。

御香典を辞退されるケースは確かに増えていますが、そうする事で、そのような方の気持ちを無下にしてしまう事にも繋がりますので、少しそうした所も考えて頂くと良いかもしれません。

葬儀のお香典相場とは。一般的な目安をご紹介。

お香典の相場は、ご不幸があった方との関係性によって変わってきます。年齢、立場、親戚同士であれば血縁の深さによっても異なりますので、参考程度にご覧ください。

  • ①ご近所や職場の(あまり近くない)同僚など_3000円~5000円
  • ②それなりに親しい間柄_5000円~10000円
  • ③かなり親しい間柄、目下の方へ、親戚などの関係_1万円~3万円
  • ④血縁の濃い親戚・兄弟などの関係_3万円~20万円

いずれも、数字の4や9は死や苦しみを連想させる事から避ける方が良いとされており、また、仏教では奇数が良い数字とされる事から1、3、5、10といった数字の金額で用意される事が多いようです。

7という数字のお香典はあまり見かけませんが、事例がない訳ではありません。

法要のお香典。お香典を渡す時はいつ?

お香典を渡す時は、どんなタイミングがあるのでしょうか?

お香典は、一般的には通夜や葬儀の時に渡すお金という認識が多いと思いますが、初七日や四十九日法要、13回忌や17回忌といった法要の時も出す物になります。

ただし、宗派にもよりますが、ある時期からはお香典という書き方ではなく、違う名称で出す事が一般的になります。

この事については後ほど詳しくご説明致します。

また、通夜や葬儀に参列できなかった場合は、現金書留で郵送する方法もありますが、葬儀が終わってからご自宅に持参する方法とあります。

お香典とお布施は違うの?

お香典と同じような袋や封筒で、お布施があります。

最近は文具コーナーや百円ショップ等でも売られていますので、ご覧になった事がある方も多いと思いますが、お香典とお布施は全く意味も目的も異なるものになります。

お香典は不幸があった遺族にお渡しするお金になりますが、お布施はお寺の僧侶に渡すお金になります。

お香典とご霊前とご仏前の違いとマナー

では、よく似た封筒でよく似た書き方がしてあるお香典に準ずるものを解説したいと思います。

それは、御香典・御霊前・御仏前の3つになります。

それぞれには意味があり、出すべきタイミングやマナーがありますので簡単に解説させて頂きます。

まず御香典は、香という字が入っている通り、お線香や抹香などの代金という意味を持っていますので、仏教形式の葬儀や法要ではいつでも使えるものになります。
香りは仏様にとっての御馳走と言われ、それを供えると良いと言われる事になぞらえています。

次に御霊前ですが、これは、特定の宗派に置いて四十九日法要・忌明け法要までの間に使えるものになります。

仏教では、宗派によって考え方が異なりますが、主に浄土真宗(本願寺系)以外の宗派では、亡くなった後四十九日間かけてこの世とあの世を彷徨いながら旅をすると言われています。

この間は、亡くなった方はまだ成仏しておらず「霊」の状態であると言われます。
そのため、四十九日法要・忌明け法要の前までは、霊に対して供えるという意味で御霊前を使用すると言われています。

そして四十九日の旅を終えると、仏に成ると書いて成仏と書きますが、やっと仏になれるのです。仏になった方に供えるものとして、これ以降は御仏前が使われるようになると言われるのです。

それぞれの意味を理解した上で、使い分けるのがマナーとされますが、実際には参列する葬儀や法要がどんな宗派か分からない場合が多いと思いますので、御香典として持参するのが一番無難と言えるでしょう。

薄墨で書く。お香典袋の表面の書き方をご紹介

御香典などの不祝儀袋には、薄墨で書く事がマナーとされています。
言われとしては、涙で墨が薄まったから、とか、慌てて用意したので墨を濃くすれなかったからと言われ、いずれにしても突然の事に取り紛れている事、そして悲しみを表現するためとされます。

香典袋に書く際は、薄墨の毛筆や筆ペンを使用するのがマナーです。
中袋であれば黒のサインペンでも問題ありませんが、外袋は相手の目に触れるため、必ず薄墨の毛筆や筆ペンを使用してください。なお、鉛筆・シャープペン・ボールペンなどはどちらにもNGとなります。

水引の上側に御香典・御霊前などのタイトルを書き、水引の下に名前をフルネームで書きます。いずれも封筒の中心に真っ直ぐ書くようにしましょう。

鉛筆などで薄くガイドラインを引き、それから墨で名前を書き、乾いてからガイドラインを消す方もいらっしゃいます。

会社の同僚などとして参列したり御香典を出す場合は、名前の右肩に会社名を書いておくと、遺族の方が分かりやすくて助かります。

薄墨で書く。お香典袋の裏面の書き方をご紹介

香典袋の書き方例

お香典袋の裏側には、住所と金額を書きます。

金額だけ書かれる方や、何も書かない方も実際にはいらっしゃいますが、受付係の方や、後々遺族の方がお香典袋と共に集計や整理をし、御香典返しの準備をする時に非常に役立ちますので、必ず住所と金額を書くようにしましょう。

お香典袋の表面を薄墨で書いた場合は、裏面も同様に薄墨で書くのがマナーです。
なお、既製品のお香典袋では、濃いインクで印刷されているお香典袋もありますので、その場合は、裏に書く場合は同様の濃い墨またはサインペンなどでも構いません。

文字は遺族の方が困らないように、楷書で丁寧に書くようにしましょう。

お香典袋の中袋の書き方をご紹介

香典袋の中袋の書き方例

お香典袋に中袋があるタイプの場合は、外袋の表面にはタイトルと名前を書きます。裏面は無記入で構いません。
中袋となる封筒の表面の中心に、金額を書きます。中袋の裏面には、左下寄せで住所と名前をフルネームで書きます。

葬儀のお香典と法要のお香典の違い

葬儀のお香典と法要のお香典には、違いがあるのでしょうか?基本的にお香典を出す意味としては変わりないものになります。

ただし、一般的には葬儀のお香典より法要のお香典の方は金額が低い事が多く、また、法要に出席するのは基本的に親族のみである事が大半なので、葬儀と違って一般の方がお香典を出す事はあまりないようです。

初七日法要にもお香典は必要なの?

初七日法要にも、本来お香典を出すのがマナーとされます。しかし、現実には葬儀の続きで行う法要であり、また、最近は葬儀の世界も短縮・縮小化傾向のため、葬儀の式中に初七日法要を済ませてしまうケースも多々あります。
「式中初七日」なんて言葉もあるくらいです。

そうした、従来仏教の教えとして必要であるから続いてきた物を、簡略化していく事の是非はともかく、現実にそのような流れで行う初七日法要では、改めてお香典を出すタイミングがない事も確かです。

アドバイスとしては、初七日法要まで参列される関係性であれば、マナーとして用意をしていく事が望ましいでしょう。

初七日の香典の書き方。初七日法要は御霊前?御仏前?

表書きこそが、法要によって書き方が異なる部分になります。
ほとんどの宗派では香典を忌明け前であれば「御霊前」、忌明け後であれば「御仏前」と呼びます。

つまり、初七日は忌明け前に行う法要であるため、香典袋には「御霊前」と書くのが正しいマナーとなるのです。

ただし、例外となる宗派も存在します。具体的には、浄土真宗の場合は忌明け前でも「御霊前」は適さないとされ、「御仏前」と書くのが基本とされています。

ちなみに、どちらにおいても「御香典」や「御香料」という書き方は通用しますので、宗派が分からない場合は、これらの文字を用いると良いでしょう。

葬儀のお香典は御仏前でもok?

少し話が前後しますが、葬儀のお香典は御仏前でも良いのか疑問の方もいらっしゃると思います。

浄土真宗(本願寺系)では、人は亡くなったらその時点で仏様、つまり成仏するという考え方の宗派です。
そのため、浄土真宗などの本願寺系の宗派では、葬儀の時から御仏前で用意しても問題はないと言われます。

しかし、大抵の場合は葬儀会場に行くまでどの宗派か分からない場合が大半であるので、御香典と表書きをしておくことが一番無難だと言えるでしょう。

香典袋の袱紗の包み方

香典は、最終的に袱紗という風呂敷のような布で包みます。
袱紗には簡易的に使用できるものもありますが、一般的な袱紗の場合は次のような包み方となります。

1.袱紗の爪を左にして、ひし形状に広げる。
2.袱紗の中央よりやや右側に香典を置く。
3.右・下・上・左の順に角を折りたたみ、爪を裏に回す。

そして受付で差し出す際に、香典を袱紗から取り出します。また、香典の袱紗には紫・紺・緑などの暗めの色を選びましょう。

また、袱紗には前述のような折りたたむタイプとは別に、扱いやすい挟むタイプもあります。
折りたたむ風呂敷のような素材ではなく、もうすこしカチッとした素材でできており、御香典や御仏前を挟むだけなので簡単に使用できます。

挟むタイプの袱紗の場合は、香典袋の表面が前になるように挟んで持参します。

初七日の香典の書き方について

続いて、本題である初七日の香典袋の書き方について解説します。

表書きや名前、住所や金額などは、先にご紹介した通りの書き方で大丈夫ですし、初七日だからといって書き方や方法、マナーに変わりはありませんのでご安心ください。

ここではもう少し詳しく解説します。

金額は縦書きで漢字を用いるのが一般的です。

また、漢字といっても旧漢字を使用します。
例えば5,000円を包む場合には「金伍仟圓也」、1万円を包む場合には「金壱萬圓也」という書き方となります。

なお、横書きもマナー違反には当たりませんが、その場合は漢字ではなく算用数字を用いてください。

次に名前の書き方について解説します。
一人分の香典を包む場合は、名前の書き方は至ってシンプルです。
しかし、連名や団体で香典を包む場合は異なった書き方となります。

例えば、複数人の友人同士で一緒に包む場合は、外袋にそれぞれの名前を書き入れなければいけません。
ただし、人数が多くなり書ききれない場合は代表の名前のみを書き、別紙にそれぞれの名前を書きます。

会社などの団体の場合は外袋に会社名・部署名などを記載し、個人名には同じく別紙を用います。
そして夫婦で包む場合は、外袋の中央に夫の姓名を書きその左に妻の名前のみを書く形になります。

なお、連名や団体で香典を包む場合は、それぞれの名前だけではなく包んだ金額や住所も記入します。

御香典・御霊前・御仏前のお金の入れ方

香典袋へのお札の入れ方

お札は香典袋の表面に対し、裏を向くように入れるのがマナーとされています。
これは、中袋があるタイプでもないタイプでも同じです。

また複数枚のお札を入れる場合は、お札の上下の向きも全て揃えます。
ちなみに、香典に包むお札は新品ではなく古いものがより良いとされておりますが、破れているなど状態が悪すぎるものは返って失礼にあたるので注意が必要です。

たまたま新札しか用意できない時もあるかもしれません。
また、新札ではないものの、新札に見えてしまうくらい綺麗な状態のお札の場合もあるでしょう。
そうした場合は、わざと折り目を付ける事がマナーとされていましたが、近年はあまりそこまで気にされる方は多くないようです。

どうしても気になる方で、新札か新札に見えてしまうような綺麗なお札しか用意できなかった場合は、折り目を付けて香典袋に入れると良いでしょう。

お札の表裏と上下の解説

お札を入れる向きを解説する為に、お札の裏表と上下を解説します。
お札は、肖像がある面がオモテとされます。そして、肖像を普通に見える横向きで置いた時、左側になる所が上となります。

お香典袋にお金・お札を入れる場合は、御香典袋の表側にお札の裏が来るように入れます。

お札の上下については、基本的には普通に香典袋の底にお札の下が来るように入れて頂ければ良いとされます。

香典の中袋へのお金の入れ方

基本的には前述のお香典袋へのお札の入れ方と同様です。

中袋にお金を入れる時は、中袋をオモテにした状態で、お札を裏向きにし、中袋の下にそのままお札の下面がくるように入れましょう。
地域の風習によっては逆の場合もあるようなので、詳しくは地元の葬儀社や地域の方にお伺いすることが良いでしょう。

初七日の香典の書き方についてのまとめ

今回は、初七日の香典袋の書き方について解説いたしました。

香典は、故人やそのご遺族に弔意や悲しみを伝えるためのものです。
そんな香典袋の書き方を間違えてしまえば、悪気がないにせよ受け取る側は不快に思ってしまうかもしれません。

そうならないためにも、ぜひこれを機に香典袋の適切な書き方をマスターしておきましょう。

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