2022.4.30

名古屋では喪主も生花を出すの?立場ごとの供養花の送り方

名古屋の葬儀祭壇写真

葬儀や法要の場では供養花をお供えすることが一般的で、供養花には送られた方の名前が記されます。

名古屋ではそうした供養花のことを「生花(せいか)」、「供花(きょうか)」などと呼びます。
また、供養花には生花・枕花などの種類があり、葬儀社によっては施主花(せしゅばな)と呼称している商品もあります。

では、こうした供養花は喪主も何か出さなければいけないのでしょうか?

その答えは、基本的には喪主はそうした供養花を“受け取る立場”であり、自分で出す必要はない、となりますが、色々と例外があるのも事実です。

この記事では、ちょっと複雑な供養花の出し方について詳しく解説していきます。

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名古屋で喪主が生花を出すことはあるの?

名古屋で葬儀をする際に、喪主が生花を出すことはあるのでしょうか?

その答えは、冒頭でお伝えした通り「基本的にはない」となります。

では、どんなケースで喪主が生花を出すのでしょうか?

この疑問にお答えする前に、まず、そもそも供養花とは何かについてご説明したいと思います。

供養花とは何か

供養花とは仏様や故人などの為に葬儀や法事などに際してお供えするための花のことを示します。
ちなみに名古屋市や周辺地域では、供養花ではなく「供花(きょうか)」と呼ばれることが一般的です。

色々な種類の供養花がありますが、葬儀や法要では12,000円~20,000円程度のカゴ花のスタイルが一般的です。
特に仏事において、仏様をお祀りするにあたって花は、灯明と御香とともに重要な要素のひとつとされています。

供養花の種類・生花

生花
メモリアルホール川名の生花

供養花の中では、一番ポピュラーなものになります。

葬儀式場の中では、主に正面の祭壇ではなく壁側などに飾られることが多く、どちらかと言うと血縁の薄い方や、友人、会社関係などの方が出す供養花になります。

地域によっては祭壇脇に飾られることもありますが、ここ、名古屋市を中心とした中部エリアでは祭壇脇、つまり正面に飾られることはあまり多くありません。

価格は一対10,000円~30,000円で、15,000円が平均値になります。

供養花の種類・枕花

枕花
メモリアルホール川名の枕花

枕花(まくらばな)とは、一般的に棺の両脇に飾られる供養花で、名古屋市とその周辺地域の習慣では、お孫さんにあたる方が出すものと認識されています。
もちろん、孫しか出せない訳ではありませんが、関係性の非常に濃い方が出すものという認識が強く、会社関係や友人などの肩書で出すことは多くありません。

価格は一対20,000円~50,000円で、30,000円程度が平均値となります。

供養花の種類・施主花

近年、家族葬の増加によって生花、枕花を出すことが少なくなり、祭壇や式場が「寂しい」という要望から増えてきた供養花になります。
葬儀社によってサイズ、価格は様々ですが比較的高額で豪華な飾りであることが多いようです。

価格は一対30,000円~100,000円で、50,000円程度が平均値となります。

供養花の種類・その他

花束
メモリアルホール川名の花束

葬儀社によっては様々な供養花を用意しているところもありますが、もっとも多いその他の供養花としては「花束」になります。

価格は3,000円~20,000円程度のラインナップが多く、5,000円~10,000円のものが良く選ばれています。

喪主や施主として出す供養花

「喪主も施主も生花は出すの?」という問いかけに対して、結論的には「基本的には出さない」という答えになりますが、先にご紹介した通り、施主花を代表される供養花を喪主が出すこともあります。

実際に、出す・出さないについて厳密な決まり事は無く、地域によって異なりますし、各家庭の考え方、様々な状況によっても変わってきます。

また、法要では喪主という役割はありませんので通常、施主が供養花を出します。

供養花を飾る順番とは。名古屋での習慣をご紹介します。

供養花を飾る際に、順番があることをご存じでしょうか?

葬儀社、または葬祭ディレクターによって考え方は多少異なるかもしれませんが、名古屋市で一般的な供養花の飾る順番について解説したいと思います。

まず、祭壇に一番近い内側には「枕花」を飾ります。
花ではありませんが、その両脇(または祭壇脇)に「果物かご」を飾るところが多いです。

そしてさらにその両脇や式場の壁側に「生花」を飾ることが一般的です。

施主花については、その他のお花の有無や式場の作りなどによって、入口付近に設置したり、本来枕花を設置する場所に置くなどするようです。

供養花の手配方法

供養花を送るときにはどのように手配したら良いのかも知っておきましょう。

葬儀の場合

葬儀では葬儀社が供養花も取り扱っていますので、葬儀社に依頼をすることが一般的です。

通常、家族や親族分は喪主が取り纏めて葬儀社に一括で依頼を行いますが、個々に葬儀社に依頼する方法でも構いません。

法要の場合

法要においては、主に葬儀社または生花店のどちらかに依頼することになります。法事専門会館でも供養花の注文を受け付けていることがあります。
注文方法には電話かFAXが主流ですが、インターネット上のサイトからも行えることもあります。

自宅やお寺など、葬儀社の施設以外の場所で行うときは、なじみのお花屋さんに依頼する方法で良いと思います。

供養花に関する注意点

次に注意すべきポイントを紹介致します。

1.注文をするときには1基なのか1対なのか、はっきり伝えるようにします。特に1対のことを1基と思い違いされているケースが多いので注意が必要です。

2.匂いが強い花、棘がある花はマナー違反とされますので避けた方が無難です。

3.葬儀や法要に間に合うよう、なるべく時間に余裕を持って注文します。

4.色や花の種類についても注意すると良いでしょう。最近はあまり気にしなくなってきましたが、洋花や派手な色のお花はふさわしくないと考える方もいらっしゃいますので、注文時に「葬儀」「法要」に供える花という旨をしっかり伝えるようにしましょう。

名古屋では喪主も生花を出すのについてまとめ

名古屋の習慣として、喪主も生花を出すのかについて解説してきました。

まとめますと、次の通りです。
・名古屋では喪主か生花など供養花を出すことはあまりないが、近年、家族葬の増加によって供養花が少なくなり、「寂しい」という理由で出されることもある。

・供養花には枕花、生花、施主花、花束などの種類がある。

・手配する時は色や花の種類など、葬儀法要に相応しいものを依頼する。

メモリアルホール川名では、葬儀や法要にお出しする供養花の手配も承っております。
金額についてもご関係性を考慮して適切な商品をご紹介させていただきますのでご安心ください。

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