コラム・お知らせ
2021.11.11
昭和区で一日葬を行うには。名古屋市昭和区で一日葬ができる葬儀場。
最近、葬儀の形式として「一日葬」という形式が増えてきました。
メモリアルホール川名でご依頼を受けるご葬儀も、かなりの割合が一日葬になってきています。
そんな一日葬ですが、そもそもどんなお葬式なのでしょうか?
言葉通り、一日だけで行う葬儀のことなのですが、一日葬の意味やメリットデメリットについて詳しく解説したいと思います。
一日葬を検討している方は、ぜひ最後までご覧いただければと思います。
昭和区で葬儀・一日葬をご検討の方は、メモリアルホール川名にご相談ください。
目次
昭和区で一日葬を検討している方へ。一日葬とはどんな葬儀か。
最近、葬儀を一日だけで済ます「一日葬」という形式を希望される方が非常に増えています。
昭和区にある家族葬・一日葬・直葬 メモリアルホール川名では、ご依頼いただくご葬儀の約半数が一日葬です。
それくらい、一日葬は増えてきているのです。
一日葬とは、どんな葬儀なのでしょうか?
一日葬とは、ほぼ言葉通りの意味になりますが、今まで通夜・葬儀と2日間で行ってきた儀式のうち、通夜を省略して葬儀だけを執り行う形式になります。
通常のご葬儀と言えば、お坊さんが来て読経を行う「仏式葬儀」をイメージされる方が非常に多いと思います。
そのような仏式葬儀の場合、今までの当たり前の流れとしては、通夜、そして翌日に葬儀と二日間の儀式を経て火葬場に向かいます。
そもそも通夜とは本来「儀式」ではなく、一晩中を通して故人に付きそう時間という意味でした。
しかし、家族葬が広く普及する前は、多くの方が葬儀に参列することが普通でした。
多くは、本当に故人を弔う意味での参列ではなく、喪主や遺族に対する挨拶の意味(付き合い・お義理)での参列が多く、特にそうした方々にとっては、
「昼間は仕事で来られない」
といった理由から、徐々に葬儀より通夜への参列が増えていったのです。
そのため、いつしか通夜があたかも告別式のような場に変わって行き、「式」としての要素が強くなっていったと言われます。
しかし、ここ数年の家族葬の増加に加え、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い一気に一般参列者が来る葬儀は少なくなり、それに伴い「通夜」を「式」として行う必要性も薄れてきたのです。
また、通夜を省くことで少なからず葬儀費用の削減に繋がることも増えてきた理由と言えるでしょう。
一日葬は仏式葬儀だけの概念?
前項で、仏式葬儀には通夜があるとお伝えしましたが、仏式以外の葬儀はどうなのでしょうか。
日本の葬儀の7割前後は、お坊さんが来て読経をする仏式葬儀と言われています。
※近年、その割合は減りつつありますが。
残りの3割の中には、神道形式の「神葬祭」や、キリスト教のお葬式、創価学会の方が行う「友人葬」など、それぞれ宗教毎のお葬式のカタチがあります。
そして、どの宗教のお葬式でも、たいてい「通夜」は存在します。
ただし、明確に「通夜という時間に儀式が必要」と定義されて行っている宗教もありますが、多くは「一番多い仏式の葬儀が通夜・葬儀と二日間やるからそれに合わせている」と言われています。
通夜の儀式に明確な意味があるかどうかは別として、前述したようにほとんどの宗教では通夜・葬儀を行うため、宗教形式の葬儀については、通夜を省けばどの宗教も「一日葬」という概念は発生する、と言えるでしょう。
つまり、一日葬という概念は仏式葬儀だけのものではない、という事です。
ただし、無宗教のお葬式については、そもそも通夜も葬儀も宗教的な概念がないため、もともと一日葬(儀式は葬儀のみ)とも言えるでしょう。
一日葬のメリットとは。一日葬の3つのメリット
それでは、一日葬のメリットについて解説したいと思います。
一日葬のメリットとは、大きく分けて3つのメリットがあると言えます。
- ①費用を抑えられる
- ②時間的な負担を軽減できる
- ③体力的な負担を軽減できる
それぞれ詳しく解説いたします。
①費用を抑えられる
一日葬の場合、多くのケースで「葬儀費用を抑えることができる」と言えるでしょう。
削減できる可能性がある項目は下記の通りです。
・葬儀プランや会場費用
・参列者の交通費や宿泊費
・寺院費用(お布施)
・葬儀プランや会場費用の削減について
葬儀会場費用については、1日しか利用しないことからその費用を抑えることができる可能性が高いと言えます。
ただし、葬儀社のプランによっては会場使用料もプランに含まれていることもありますので、通夜をしないからと言って費用が安くならない場合もあります。
また、葬儀プランについても、多くの葬儀社では一日葬プランというプランを用意していますので、通常の2日間行うプランより割安なケースが多いと言えるでしょう。
ただし、ほとんどの葬儀社ではその差は大きくないのが現実です。
理由は、葬儀社にとっては一日葬でも2日間行う葬儀でも必要な物品や時間はあまり変わらないためです。
・参列者の交通費や宿泊費の削減について
遺族の方は、通常近隣の葬儀場で葬儀を行うため、交通費や宿泊費がかかるという感覚はないかもしれません。
しかし、親戚の方や一般参列者の方は、通夜、葬儀、それぞれ参列するために交通費がかかる方もいらっしゃるでしょう。
本当に遠方の方であれば、通夜が終わって一度帰り、また翌日来ることができない場合は宿泊も余儀なくされます。
一日葬であれば、こうした方々の交通費や宿泊費の負担は大きく減らすことができると言えます。
・寺院費用(お布施) の削減について
もともとお付き合いのある旦那寺の場合は難しいのですが、葬儀まで特にどのお寺ともお付き合いをしておらず、葬儀の時だけ紹介してもらうような場合は、寺院費用(以下、お布施)を削減することが可能です。
昔気質のお坊さんの場合は難しいかもしれませんが、近年は、そんな事を言っていると檀家さんに逃げられてしまうこともありますので、多くのお坊さんが一日葬にも対応してくれます。
その場合、やはり読経の回数が少なくなることから、お布施の金額も抑えることができるケースが多いと言えるでしょう。
②時間的な負担を軽減できる
現代人は忙しいと言われます。
もちろん、大切な方との最後のお別れの時間ですから、遺族にとっては負担と表現すべき時間ではないかもしれません。
しかし、参列者の方には貴重な時間を割いていただく訳ですから、負担と思われる方も少なからずいらっしゃるでしょう。
従来のように通夜、そして葬儀と2日間の儀式を行う場合は、身支度などの準備、移動時間などをふくめて、小さくない時間的負担がかかるのも事実です。
一日葬の場合、今までの半分の時間で済むわけですから、時間的な負担を大きく軽減できるとも言えると思います。
③体力的な負担を軽減できる
通夜や葬儀は、悲しみの中にある上に非日常な出来事です。
慣れない用語を聞いて色々と判断したり、慣れない手順に戸惑ったりと、次から次へと訪れる出来事は、想像以上に体力を消耗します。
一日葬では、そうした負担が最小限の時間で済むために、体力的な負担を軽減できるとも言えるでしょう。
一日葬のデメリットについて
ここまでご覧いただいて、メリットの方が多そうだ、と思われた方も多いと思います。
では、一日葬のデメリットは何があるのでしょうか?
一日葬のデメリットについてご紹介します。
一日葬で行う事についてのデメリットは、次のような事が考えられます。
①これで良かったのかと不安が残る
②夜しか来られない方が儀式に参列できない
①これで良かったのかと不安が残る
今まで、当たり前のように通夜・葬儀と二日間儀式を行ってきた日本のお葬式ですから、省略してしまった事に対して
「本当にこれで良かったのかな?」
と不安を覚える方もいらっしゃるでしょう。
我々葬祭ディレクターからしても「これが正解ですよ」というものはありません。
葬儀は「絶対こうでなければダメ」というルールはありません。
一番の正解は、残された人が納得できる葬儀であったかどうかで決まります。
少しでも不安が残る心配があるのであれば、一日葬はお勧めしませんし、選択すべきではないと思います。
しかし一方で、通夜に限らずそうした儀式は、時代の流れと共にどんどん省略されてきているのも事実です。
よくよくご家族でご相談いただき、後悔しないと思える方法を選択されると良いでしょう。
②夜しか来られない方が儀式に参列できない可能性がある
一日葬の場合通夜がありませんので、参列される方の中にどうしても都合が付かず、葬儀には来られないという方がいるかもしれません。
その場合、その方にはご弔問いただく機会がなくなってしまうことにもなりかねません。
しかし、そうした方がいらっしゃる場合は、通夜という儀式はなくとも弔問に来ていただくことができる葬儀場もありますので、葬儀社のスタッフにご相談いただくと良いでしょう。
昭和区で一日葬はどの葬儀社でもできるの?
昭和区で葬儀をしたいが「一日葬を考えている」という方もいらっしゃると思いますが、メモリアルホール川名では、名称の通り一日葬も承っております。
また、メモリアルホール川名以外の葬儀社さんでも、ほとんどの所が一日葬はできるようになっています。
一日葬とは、先にお伝えしたとおり、従来の通夜を省いただけの形式になりますので、特に難しい手順や作法はありません。
そのため、どこの葬儀社に依頼しても一日葬は問題なく執り行えると思って頂いて良いでしょう。
昭和区で一日葬を行うにはについてのまとめ
昭和区で一日葬を行うことについて、メリットやデメリットなどを詳しく解説して参りました。
一日葬は、近年非常に増えてきている葬儀のカタチです。
一日葬を選択される方のご事情は様々ですが、メリットが多いことも事実ですし、家族葬が圧倒的に増えた今、通夜に参列していただく理由が減ってきていることも確かです。
葬儀の形式は、時代と共に常に変化しています。
一般葬が一気に激減して家族葬が主流になったように、今後は一日葬が当たり前の時代が来るかもしれませんね。