2021.8.29

身内が死んでから葬式までの流れとは?失敗しない葬儀の進め方。

案内する女性スタッフ

身内が亡くなられてから、お葬式まではどんな流れがあるのでしょうか?
日常的な出来事でないために、お葬式の流れを詳しく知っている方は多くないと思います。

また、お葬式は一般的にあまり猶予をもって行うことはなく、ほとんどの方が亡くなれて数時間以内に搬送をしてもらい、そして数時間から半日以内に葬儀をどのように進めていくのか、どんなプランにするのかなどを決定していかなければいけません。

この記事では、そんなドタバタの中で進んでしまうお葬式の流れを詳しく解説しています。

ぜひ最後までご覧いただき、いざという時に慌てず、次に起こることをイメージしながら後悔ないお葬式にしていただけると幸いです。

昭和区で家族葬をご検討の方はメモリアルホール川名にお任せください。

死んでから葬式までの流れとは?

流れをイメージした雲

身内がお亡くなりになると、お葬式の手配をしなければいけません。

しかし、どんな流れがあるのか分からないと、どのように手配すれば良いのか、どんな事に気を付けなければならないのか分かりませんよね。

そこで、まずは亡くなられてからお葬式までの、一般的な流れについて解説していきます。

用語だけだと意味が分からないと思いますので、その内容についてもそれぞれ詳しく解説していきます。

亡くなってから葬儀までの流れは次の通りです。

  • ①臨終
  • ②搬送
  • ③安置
  • ④打合せ
  • ⑤納棺
  • ⑥通夜
  • ⑦葬儀

①臨終

臨終とは、人の命がなくなることです。
現在の日本では、約7割の人が病院で亡くなると言われています。

高齢者の施設などを入れると、ほとんどの方が自宅ではなく、病院や施設でお亡くなりになっていると言えるでしょう。

基本的にどこでお亡くなりになったとしても、医師が診断して臨終を宣言します。

臨終という言葉の直接の意味は、「死の直前」を意味するそうですが、一般的にも亡くなられた状態のことを「ご臨終です」と表現します。

その意味でも、命が亡くなったことと同意と考えて良いでしょう。

そして医師による死亡が確認されると、死亡診断書が発行されますので、遺族の代表者の方はそれを受け取ります。

②搬送

前述したように、多くの方が自宅以外の場所でお亡くなりになります。

そのため、亡くなられてから速やかにご遺体を搬送する必要があるのです。

その理由は、長時間病院や施設など亡くなられた場所に滞在する事ができないからです。

そのため、一般的には葬儀を依頼する葬儀社に、「遺体の搬送」をお願いすることになります。

依頼を受けた葬儀社は、遺体搬送用の「寝台車」と呼ばれる車両で迎えに来てくれますので、葬儀を行う葬儀場や、自宅など、希望の場所に搬送をしてもらうのです。

これを「遺体搬送」と言いますが、古い葬儀社の方は、「宅送(たくそう)」とか、「宅下げ(たくさげ)」と呼んでいます。

自宅の「宅」に「送る」とか「下げる」という言葉を足した造語になります。

近年は一般のお客様に分かりづらいという理由から、「ご遺体搬送」とストレートに表現している葬儀社が多いと思います。

③安置

メモリアルホール川名安置室

安置とは、ご遺体を一時どこかに寝かせてあげる事になります。

詳しくは後述しますが、亡くなられてもすぐに葬儀や火葬をすることは出来ませんので、一定期間どこかに安置し、待機する必要があります。

そのため、必ず搬送した後には、この安置という行為が必要になってきます。

ただし、ご自宅で亡くなられた場合は、そのまま亡くなられたのがお布団やベッドの上であれば、そのままの状態で安置しておくことも多いため、搬送も発生しませんし、あらためて「安置」という表現もしない場合もあります。

病院など亡くなられた場所から自宅に搬送する場合は、和室、特に仏間などに布団を用意し、そこにご遺体をご安置するケースが多いでしょう。

近年、和室や仏間がないお宅もありますので、その場合はどこにご安置しても構いません。

自宅ではなく、葬儀を行う葬儀場に直接搬送する場合も多くなっていますが、その場合は、葬儀場の安置室、一般的には「霊安室」と呼ばれる部屋に安置する事が多いでしょう。

この安置のための部屋や安置方法は、葬儀社によってかなり異なります。

きちんとした和室に安置するケースもありますし、安置室にストレッチャーや遺体用の台がありそこにご安置するケース、そして遺体用の冷蔵庫に安置(収納)するケースと様々です。

遺体用の冷蔵庫に収納する場合ですと、収納後は遺族が面会できない葬儀社もありますので注意が必要です。

心配な方は、依頼する葬儀社に
「どんな場所に安置されますか?」
「遺族は自由に出入りできますか?」
「時間制限はありますか?」
などの項目を事前に確認すると良いでしょう。

④打合せ

打合せとは、葬儀社のスタッフと葬儀の内容について打合せをすることです。
また、仏教など宗教形式の葬儀を行う場合は、宗教者(お坊さんなど)との打合せも必要です。

この打合せで、葬儀プランや祭壇の飾り、棺のグレードといった葬儀費用や葬儀の規模など、あらゆる内容を決定することになります。

宗教者との打合せでは、葬儀に来てもらうお坊さんの人数や戒名などの打合せも行われます。

何も分からない中、全てのことをいっぺんに決めてしまわなければいけないのが、この葬儀の打合せなのです。

実際の打合せのタイミングは、亡くなられた時間や葬儀社の方針によって変わってきます。

夜間にお亡くなりになって搬送された場合は、翌朝の9時~10時頃の打合せというパターンが一般的です。

しかし、あまりお客様の事を考えない葬儀社の場合、搬送直後にそのまま打合せをすることもあります。

その方が、お客様が冷静な判断ができないため、高額なプランを成約できる可能性が高いという考えのためです。

もし、そのように搬送直後に打合せをすると言われたら、あなた自身に急ぐ理由がない限りは、少し時間を置いてから打ち合わせをしてもらうようにすると良いでしょう。

大切なご家族が亡くなって、また、それが深夜であれば、精神的にも体力的にもそうとうまいっているはずです。

そんな状態では、冷静な判断はできないでしょう。

もしそこで、「すぐに打合せをしなければいけません」などと言う葬儀社であれば、依頼を断っても良いと思います。

⑤納棺

納棺とは、故人を棺に納める作業(儀式)のことです。

ご遺体のままでは、祭壇前にご安置することも難しいですし、部屋間の移動も困難です。

また、棺に入った状態の方が、ドライアイスなどの遺体保冷材の効果も高まります。

いずれにしても、最終的には棺に入った状態でないと火葬場で受付てもらえないため、納棺を済ます必要があります。

通常は、通夜が始まる前にこの納棺を済ませるケースがほとんどです。

この納棺の作業と同時に、湯灌といって故人の身体を洗い清める儀式を行う場合も多くありますが、プランや選択するオプションによって異なりますので、必ず行うわけではありません。

⑥通夜

通夜とは、夜を通してと書くところからも分かるように、本来は葬儀の前日の夜、一晩中を指す言葉です。

神道形式の葬儀の場合、通夜に重要な儀式を行うため、通夜式という時間を重要視するという考え方もありますが、仏教の場合は本来は「儀式」として行うものではありませんでした。

そのため、20年以上前では「通夜にはお坊さんが来ない」という地域も珍しくありませんでした。
今でも、そうした本来の意味をしっかり捉えているお坊さんは、「通夜を“通夜式”と呼ぶな」と指導される方もいらっしゃいます。

このように、本来は通夜は式として行うものではありませんが、日中に行う葬儀には仕事の都合などでなかなか参列者が来れない、という理由から、徐々に通夜が儀式化(告別式化)していったという経緯があります。

ところが最近は家族葬が非常に増え、一般の方が参列することが少なくなってきたために、通夜を省略した「一日葬」という形式が増えつつあります。

ただし、この一日葬は本来の通夜の考え方に戻ったという訳ではな、単に通夜の時間を省いただけのものになっているのが現実です。

⑦葬儀

通常、通夜(儀式を行うかどうかは別として)の翌日に、行うのが葬儀になります。

葬儀の形態は、仏式、神式、キリスト式、無宗教形式など様々ありますが、火葬場に出発する前の1時間程度の時間を、故人との最後のお別れの儀式として執り行うのが葬儀になります。

葬儀の定義は特に決まった物はありませんので、仏教を信仰している方はお坊さんを呼んで読経していただく「仏教形式」の葬儀を行いますし、神道を信仰している方は、神主さんに執り行っていただく神式の「神葬祭」を行います。

特にどの宗教も信仰していない方は、今までの習慣にならって仏式で行う方も多いのですが、高額なお布施に嫌気したり、今後の付き合いや供養の方法の自由度からも、無宗教形式のお別れ会を選択する方が増えています。

死んでから葬式まで最短でできる日数は?直葬でも直接火葬ではない。

お別れの花を入れる遺族

よく頂くご質問として、
「直葬とは死んでから直接火葬場に連れていく方法ですか?」
という物があります。

直接、葬る、と書いて直葬ですから、そう思われる気持ちは分かりますが、実際に直接火葬場に行くことは原則ありません。

直接火葬場に行くケースも無くはありませんが、現実にはどこかで納棺をしなければ火葬が出来ないため、最短でも、死亡地→安置場所→納棺→火葬場という流れになるのです。

そのため、実際に直接火葬場に行くことはまずあり得ないと思って頂いて結構です。
※特定の伝染病や遺体の損傷が著しく激しい場合などを除く。

また、通常、直接火葬場に行けない理由がもう一つあります。

それは、墓地・埋葬等に関する法律で、死後24時間経過しないと火葬を行ってはいけないと定められているためです。

ですから、伝染病や訳アリの場合を除き、亡くなってから葬儀まで最短の日数とは、どれだけ早くても24時間以上は必要ということになります。

実際には、死亡時間、葬儀社の手配状況、葬儀場の空き状況、火葬場の空き状況、宗教者の都合、火葬場の運営時間内かどうか、など複数の要因で葬儀の日時が決定されます。

そのため、一般的には亡くなられた日の翌日に通夜、その翌日に葬儀、という流れが自然と言えるでしょう。


墓地、埋葬等に関する法律

墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年5月31日法律第48号)
第3条 埋葬又は火葬は、他の法令に別段の定があるものを除く外、死亡又は死産後24時間を経過した後でなければ、これを行つてはならない。但し、妊娠七箇月に満たない死産のときは、この限りでない。

厚生労働省ホームページ

死んでから葬式までは何日が一番良いのか?

実際に、亡くなられてから葬儀までの日数は、何日が一番良いのでしょうか。

これは死亡時間や日取り(特に友引など)によっても異なってきますので、正しい答えはありません。

しかし、葬祭ディレクターである私の感覚で申し上げれば、亡くなられてから2晩過ぎた翌日を葬儀とするのが良いと思います。

仮に5月1日の午前1時に亡くなったとします。
この場合、5月3日が葬儀ということです。

つまり、通夜を行うのであれば、その前日も猶予を見る、ということです。

その理由はいくつかありますのでご紹介したいと思います。

①ゆっくりお別れができる

葬儀とは、大切な家族との最後のお別れの儀式です。

そしてその葬儀までの時間は、かけがえのない貴重な時間です。

今まで数多くのお葬式にたずさわってきましたが、多くのお客様から
「バタバタして何がなんだか分からなかった」
「ゆっくりお別れする間もなく終わってしまった」
このようなお声をたくさん聞いてきました。

葬儀は、故人のために行うものというご意見もありますが、私個人的には、「残された人のもの」だと考えています。

それは、残された人が、「しっかりお別れができた」と納得することで、気持ちを切り替えて前を向いていくキッカケとなるためです。

この納得感が得られないと、いつまでも悲しみから抜け出すことができず、心や身体を病んでしまうこともあるのです。

そのため、納得のお別れができるよう、ある程度の時間をとって葬儀を行うことは、とても大切なことであると考えます。

②打合せなどをゆとりを持ってできる

あなた自身ももちろんそうだと思いますが、ほとんどの方は葬儀には慣れていません。

葬儀社のスタッフが説明する内容もチンプンカンプンでしょう。

そんな訳の分からない葬儀の打合せを、バタバタとしている中で進めていくことは、後に後悔したり、失敗したり、想定外の費用がかかったりする恐れがあります。

少しだけでも時間を取ることで、気持ちを落ち着かせ、周りの意見を取り入れ、安心して勧めることもできるでしょう。

③関係者への連絡で漏れが少なくなる

葬儀は、あなたや家族だけの物ではありません。

最近は家族葬が増え、家族や親戚以外の方にお知らせをする必要はないと考える方も多いかもしれません。

しかし、故人と生前親しくしていた友人など、葬儀が終わってから「お別れができなかった」と悔やまれることもたくさんあるのです。

また、仮に葬儀は家族だけで行うと決めたとしても、その家族も仕事先や関係先に忌引きなどの連絡をしなければいけません。

あまりに急いで葬儀を行うと、こうした連絡が不行き届きになったり、周りの方に迷惑をかけてしまうこともあります。

④葬儀まで時間を開けすぎるのも大変

今までご紹介したようなことを考えると、
「もっと葬儀までの時間を開けた方が良いのでは?」
と思われる方もいらっしゃると思います。

確かに、遠方のご親戚が駆けつけていただける場合や、故人や遺族が社会的地位がある方の場合、もう1日程度時間をあけた方が良い場合もあります。

しかし、葬儀までの日数を延ばすことにより、ゆっくりお別れができたり連絡や準備が滞りなくできる反面、緊張感に包まれた時間が長くなるため、とても疲れてしまうのも事実なのです。

遺族といえども、葬儀が終われば翌日から色々な所へのご挨拶や、役所や銀行などの手続きを進めていかなければいけません。

そうした、葬儀後にも続く非日常な出来事の連続を考えると、あまりに長すぎる時間も考え物なのです。

また、日程が延びることで、葬儀場の使用料やドライアイスなど保冷剤の料金が追加になっていく可能性もあります。

とはいえ、やはり「納得のお別れ」ができることが一番だと思いますので、葬儀の日程決定には、ご家族みなさんでしっかり相談され、納得の日程で葬儀をされると良いでしょう。

身内が死んでから葬式までの流れとは?についてのまとめ

いかがでしたでしょうか。

亡くなられてから葬儀までの流れについて色々と解説してきましたが、簡単にまとめますと次の通りです。

・亡くなってから葬儀までの流れは次の通りです。
①臨終 ②搬送 ③安置 ④打合せ ⑤納棺 ⑥通夜 ⑦葬儀

・亡くなってから葬儀までは最短で24時間経過すれば可能。ただし、火葬場や葬儀場、宗教者の空き状況によって日延べする可能性がある。

・葬儀を行うのは、亡くなってから2晩過ぎた翌日を葬儀とするのが良い。

人が亡くなる時間や場所はコントロールできません。
そのため、実際には様々な要因で葬儀までの日程は変わってきますが、メモリアルホール川名では、決してお客様を急かすことなく、納得のお別れができるようご案内させて頂きます。

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