2021.9.18

名古屋のお布施相場はいくら?葬儀や法要で渡す金額を解説

お布施の相場

お布施とは仏式葬儀において、僧侶・お坊さんを呼んで葬儀や通夜式を行う際に、お経を読む読経などの謝礼としてお渡しするお金のことをいいます。

このお布施は、四十九日などの回忌・年忌法要ごとや葬儀・お通夜、はたまた仏教の宗旨宗派によっても包む金額が変わってくることをご存知でしょうか。

今回はそんなお布施の状況によっての金額相場やマナー・注意点などの情報について少しでも安心していただけるように、疑問を詳しく解説いたします。

なお、本来のお布施の意味は「布施行」という修行の一種であり、何か(葬儀や法要の読経、戒名など)の対価として支払うものではありませんが、ややこしくなりますので、ここでは一般的に捉えられている意味で解説していきたいと思います。

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名古屋のお布施相場を知る前に。お布施は料金?お気持ち?

お布施が気持ちか料金かで悩む女性

葬儀・お通夜でお渡しするお布施の金額は家庭の経済事情や地域、対応する宗教者によって変わってきます。

お布施は「お気持ちで」と言われる場合もありますが、実際には各法要でお渡しする金額相場が地域ごとに目安が決まっており、その地域ごとのお布施の料金はそれほどが大差ありません。

なので、お気持ちを伝えるというよりは昔からの風習で、ある程度、料金化されている側面もあります。

またお布施の金額が分からないという方向けに、宗教者自身がお布施の料金表を作っている場合も珍しくありません。

そういったことからも、感謝、お礼やお気持ちというよりも、読経やお祈りに対する対価としての認識が強い側面があると言えるでしょう。

本来のお布施の意味は、宗教者への読経などの対価という意味ではなく、それを出す本人の「修行」という意味のものです。
しかし、実態としては葬儀の読経や法要の読経への対価というのが現実であり、本来の意味はともかく、現実的には“お布施は料金”という解釈で間違いないと言えるでしょう。

名古屋のお布施相場。お布施が必要となる場面

お布施が必要となる場面は非常にたくさんあり、葬儀からお墓の維持までを考えると一生涯で800万円以上かかるという試算もあります。

具体的には通夜式や葬儀、四十九日法要、一周忌法要などでお経を読んでいただくとき、お墓お開きをする際の開眼供養など僧侶が同席する場合などの、宗教者を呼ぶイベント・行事ごとではお布施が必要となってきます。

また檀家であれば護持会費という菩提寺を支えるための費用という理解で、毎月や毎年という間隔でお寺にお布施を渡すというものもあります。
なお、どの状況にも言えるのがお布施の他に、僧侶に遠くから来ていただいたときは御車代」や「お食事代(御膳料)」をお渡しすることが多いです。

実際には御膳料や御車代も広義ではお布施となりますが、ややこしくなるために分けて表現しています。

名古屋のお布施相場はいくら?行事別に解説

先程もお伝えしたとおり、お布施はお気持ちでと言いながらも、一部では料金表による料金化もされており、統一された物はありません。

そのため、実際にどのくらいの金額を包んだら良いのか悩む親族や遺族の方も多いでしょう。

ここでは一般的なお布施の金額相場について解説いたします。

都市部か郊外かによる地域柄による違いや、あなたの家柄、お寺さんの都合などによっても異なりますが、ひとつの参考としてください。

名古屋のお布施相場。葬儀前・葬儀中(通夜・葬儀・告別式・戒名料)

葬儀・お通夜でお渡しするお布施の内訳は読経料、戒名料、お食事代、お車代に分かれており、それぞれどのくらいの金額を払うかによってお布施の相場は変わります。

地域によって多少の差はありますが、葬儀のお布施はおよそ30から60万円と言われており、全国の平均ではおよそ約50万円となっています。

この約50万円は通夜とお葬式の2日間に渡ってお願いした場合の合計額となります。収入が不安定な方は10万円、裕福な家庭では100万円近くもの金額を包むこともあるなど、実際にはかなり変動があるものになります。

また、仏式葬儀の場合は、お葬式や通夜のお布施以外にも、宗派によっては戒名料も必要となってきます。

戒名はあの世での名前のことで、仏教葬儀では基本的に必要であるため、ここで紹介しておきます。

宗派によって異なりますが、戒名にはそれぞれランクがあり、30万円から40万円で「信士・信女」(しんし・しんにょ)、50万円から60万円で「居士・大姉」(こじ・たいし)、80万円から100万円で「院居士・院大姉」(いんこじ・いんたいし)という相場になっています。

名古屋のお布施相場。葬儀後 火葬場

仏式葬儀の場合は、前日が通夜式、当日が葬儀告別式、そして火葬場でのお経を読んでいただく場合もあり、火葬場での読経にもお布施が必要になります。

ただし、一般的な葬儀の場合は火葬場での読経料は葬儀料に含まれることがほとんどです。

宗教者によっては細かく料金設定をしている方もあり、その場合は、通夜は○○万円、葬儀○○万円、火葬場○○万円と明記していることもあるようです。

直葬に近い形式の「火葬式」というものが近年増えつつあります。

これは、通夜や葬儀といった儀式は行わず、火葬場での読経だけを行うものです。

この場合のお布施相場は3万円前後となっています。

名古屋のお布施相場。初七日法要

初七日法要は現在では繰上げ初七日法要と言われる、葬儀当日に行うパターンが一般的になりつつあります。

当日に行う場合は、葬儀の際にお渡しするお布施と一緒に渡す場合もありますが、単体で初七日法要をする場合の金額相場は3万円から5万円が目安です。

しかし最近では、告別式・火葬に続き初七日法要を繰り上げて行うため、その後は四十九日法要だけ行う事も多くなってきています。

本来はきちんとした考えのもと仏式に沿った供養をしていくべきなのですが、日本人らしくいいとこどり(?)で省略や略式で当日実施することも増えてきました。

名古屋のお布施相場。四十九日法要・百ヶ日法要

四十九日法要と百ヶ日法要のお布施金額相場は3万円から5万円が目安です。

しかし最近では、告別式・火葬に続き初七日法要を繰り上げて行うため、その後は四十九日法要だけ行う事も多くなってきています。

百ヶ日法要にいたっては省かれることが多くなり、実施していないという方が多いのが現状です。

名古屋のお布施相場。一周忌法要

一周忌法要は故人が亡くなったちょうど1年後の祥月命日に行うもので、亡くなった後の1年という節目、区切りとなります。
一周忌法要の金額相場は3万円から7万円が目安です。

しかし寺院の考え方やお付き合いの程度、宗派によっては10万円程度かかる場合もあり、それぞれの要素が金額に影響を与える場合もあります。

名古屋のお布施相場。納骨時・納骨式

お墓の写真

お葬式と火葬が終わると、ご遺骨はすぐにお墓にいれるわけではなく、四十九日法要や一周忌法要を目安にお墓に骨を入れる納骨を行う場合が一般的です。

この納骨の際にお墓を新たにした場合は開眼供養があり、この場合のお布施が3万円から10万円程度となります。

また、四十九日法要や一周忌法要と同日に納骨を行う場合もあり、そのようなケースでは法要と合わせて5万円から10万円のお布施が目安となります。

法要に合わせて、開眼供養も同時に行う場合は合計で8万円から20万円がお布施の目安となります。

※いつまでに納骨をしなければならないというルールや法律的な決まりはありませんので、お墓に入れずに手元供養したり、海洋散骨したり、法要や期間にとらわれず、ご遺族が納得するまで自宅においておくこともできます。

納骨に関する考え方は、現在においてはお墓だけではない選択肢が広がっています。

終活をされる方は自分自身の知識として、現状のお墓がすべてではなく、いろいろな選び方ができると覚えておきましょう。

お墓の手入れなどができない場合は海洋散骨や永代供養墓をおすすめします。

名古屋のお布施相場。三回忌法要・七回忌法要

三回忌法要とは故人が亡くなった年から数えて翌々年=満2年で行う追善供養の行事のことです。
七回忌法要は満6年経ったときに行う法要です。

一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、三十三回忌と時間が経つにつれて、規模が縮小され、遺族だけで行うことが多くなり、宗教者へのお布施も一周忌法要以降は1万円~5万円が目安とされています。

一周忌とは違い、小規模で行われることが多くなってきますが僧侶に来ていただく場合はこれまでと同じようにお布施をお渡ししましょう。

また、回忌法要も年数を重ねるごとに行われない場合もあります。

一周忌法要以降の回忌法要のお布施は、1万円から5万円が相場とされます。

名古屋のお布施相場。お盆・お彼岸

お盆に行われる法要のことを新盆・初盆法要(にいぼん・はつぼんほうよう)と言い、四十九日法要が終わった後で最初に迎えるお盆のことを表しています。

一般的には8月14日・15日の中日(なかび)と呼ばれる日程でお盆の法要を行います。

その時のお布施の目安は3万円から5万円とお車代5,000円程度、読経後に本来はお食事をしますので、それの費用として5,000円から1万円、お食事をされない場合は1万円程度を追加してお布施とは別に用意します。

また、お食事については僧侶・お坊さん用には持ち帰り用の御膳を用意して、そちらを持ち帰っていただく場合もあります。

御車代は近場で実際には無料であっても心づけの意味でお包みするのが一般的です。

お彼岸法要は年2回の春と秋があります。春分の日と秋分の日を真ん中にして前後の3日間をあわせた合計7日間がお彼岸と言われ、お彼岸に主にすることはお墓参りです。

お墓の掃除をしたり、雑草を処分してキレイにしたりします。その際に僧侶・お坊さんにも来ていただき読経をしていただくのがお彼岸法要です。

お彼岸法要のお布施の目安は個別で行う場合は3万円から5万円、同じ墓地の方同士が合同で行う場合は3,000円から1万円と幅があります。

名古屋のお布施相場。閉眼供養・開眼供養

閉眼供養・開眼供養とはお墓や位牌、仏壇などのまつわるものです。

特に開眼供養は新しく仏壇やお墓を購入や建てた際に行い、魂入れや入魂式またはお墓開きともいわれますし、納骨式と同じ日に依頼して行うのが一般的となっています。

日程的には昔ながらの習慣が根強い井地域では四十九日法要、そのほかの地域では四十九日法要や百ヶ日法要、一周忌法要などの節目となるタイミングが多いようです。

また閉眼供養とは改葬=お墓のお引越しサービスやお墓じまいサービスを利用する際に行い、魂抜きや抜魂式ともいわれます。

仏壇や位牌、新しく建てたお墓などの場合で開眼供養をする場合のお布施の目安は3万円から5万円となります。

お墓の引越しや墓じまいの閉眼供養についても同程度の3万円から5万円と言われていますが、お墓のお引越しや墓じまいについては離壇とも関係するところがあり、離壇などの檀家をやめる際にはまた別の費用が発生する場合がありますので注意が必要です。

お布施の渡し方・包み方

準備しなければならないのが、お布施を包むお布施袋(不祝儀袋)です。
お布施袋には和紙でできた奉書紙(ほうしょし又はほうしょがみと読みます)と呼ばれる物を選択するのが良いとされています。

最近はスーパーやコンビニ、百円ショップなどでも「御布施」と表書きがされた封筒が売っていますので、それらを使えば問題ありません。

しかし、もし法要などに間に合わない場合は種類を問わず柄のない白い無地の封筒を代用しましょう。

お布施を渡すときの封筒の表書きはなんて書く?

お布施袋の表側には「お布施」または「御布施」と書きます。その下には施主の氏名をフルネームで書くか「〇〇家」と家名を書きます。

また、裏側には金額を書いても書かなくてもどちらでも良いとされており、お布施は薄墨ではなく通常の濃さの筆記具で書くのがマナーです。

お布施を渡すときの作法

お布施と袱紗

お布施は袱紗(ふくさ)と呼ばれる専用の布に包んで持参します。

袱紗とは、冠婚葬祭でお金や物を包むために使われる四角い布のことを言い、葬儀では香典を包む際に使用します。

その袱紗で包まれたお布施を取り出したら、そのまま袱紗の上に乗せるか香典盆や切手盆などに乗せて僧侶・お坊さんなど宗教者へお渡しするのがマナーとなっています。

お布施をそのまま手でお渡しするのはNGなので注意しましょう。

お布施を渡すときのタイミングはいつ?どこで?

お布施を渡すタイミングは一般的に葬儀や法要の始まる前の挨拶をするとき、または終わった後です。

式の前であれば「本日、よろしくお願いします。」や式の後であれば「本日は故人のためにありがとうございました。」などの声掛けと共に渡すのがよいでしょう。

しかし、僧侶によっては、始まる前は準備で忙しくお布施を受け取る時間がない場合もあるため、一息ついたタイミングを見計らうのが良いでしょう。

念のために葬儀会館のスタッフにも確認しておくのがよいでしょう。

お布施は誰に渡すのがいい?

お布施は直接、当日来ていただいた僧侶・お坊さんに渡すのがよいでしょう。
理由は葬儀会館のスタッフや他人から渡してもらうことはトラブルのもとになる可能性があるためです。

必ず喪主やご遺族でも責任のある立場の方から直接渡すように心掛けましょう。

また、葬儀の時は後日で良い場合が多いのですが、そうでないタイミングでは、できるだけ当日中にその場で渡すことも忘れずに行いましょう。

喪主の方は当日関係者への挨拶や葬儀場スタッフとの打ち合わせなど慌ただしい時間もありますので、周りの方や親族、家族が忘れないようにサポートしてあげるのがよいでしょう。

名古屋のお布施相場についてのまとめ

いかがでしたでしょうか。

一言にお布施と言っても、実に様々な場面で必要になること、そして、相当な金額が必要になることがお分かり頂けたと思います。

ある試算によれば、弔い上げと呼ばれる33回忌までに必要な、お布施など仏教式の供養にかかる総額は、800万円を超えるという試算もあります。

お寺離れ、宗教離れが叫ばれて随分経ちますが、今後ますます進む宗教観の稀薄化は、こうした高額なお布施によっても更に加速されるかもしれませんね。

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