コラム・お知らせ
2022.2.4
名古屋で喪主は誰がやるの?名古屋市昭和区で家族葬の場合は?
葬儀が発生した時、家族の中で誰が喪主を務めれば良いでしょうか?
身内に不幸が発生した時、誰が葬儀社に連絡をすれば良いのでしょうか?
多くの方が突然のことで戸惑われるのではないでしょうか?
また、葬儀の中でも特に家族葬の場合は喪主の選び方や仕事も変わってくるのでしょうか?
この記事では、名古屋という土地で葬儀が発生した時、誰に喪主を担ってもらうと良いのか、また、そもそも喪主の役割とはどんなものかについても詳しく解説しています。
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目次
名古屋で喪主は誰がやるの?そもそも喪主の役割とは
突然の不幸が発生した時、誰かが葬儀の喪主を務めなければいけません。
では、家族の中で誰が喪主をするのが良いのでしょうか。
それは、その葬儀で喪主を務める予定の方が電話をするのが一番スムーズです。
喪主とは、葬儀全般においてその葬儀を取り仕切る役割を担う人のことです。
様々な決め事の決定や、対外的な挨拶なども喪主の大切な役割となります。
また、喪主は通常その家を継ぐ人が務める場合が多く、それは世間に対して「しっかりした跡取りがいます」と世代交代を伝える意味も持ちます。
少し話がそれますが、一昔前は、喪主は主に対外的な挨拶だけを行って、実質的な葬儀の運営は「葬儀委員長」という役の方を立て、その方が一切を取り仕切るという習慣もありました。
しかしこの習慣は、今はほとんどの地域で見られなくなっています。
稀に大きな規模の葬儀の場合は、葬儀委員長をたてて実施する場合もありますが、ある程度大型の葬儀であってもそれをしないことが増えてきました。
ただ、例外的に喪主であっても実質的に「名前だけ」という場合もあります。
それは、喪主を務める方が未成年であったり、人前に出ることが苦手な方、配偶者や跡取りが女性しかおらず、実施的な役割は喪主以外の方が務めるといった場合もあります。
そのため、全ての喪主が必ず「葬儀の一切を取り仕切る」というわけではありません。
名古屋で喪主は誰がやるの?喪主はどうやって決めるのか?
では、喪主はどうやって選べばよいのでしょう。
どうしても葬儀というのは突然のことであるため、病院で逝去されたその時点では、誰が葬儀で喪主を務めるのか決まっていない場合も多いと思います。
また、どうやって喪主を選定したら良いか分からない場合も多いでしょう。
そこで、一般的な喪主の選定方法をご紹介します。
通常、喪主はその家を継いでいく方が務める場合が多いです。ただし、そうは言っても様々な場合がありますので、少し事例をまとめてみました。
条件 | 誰が喪主をすると良いか |
長男がいて成人している | 長男 |
子どもはいるけど未成人 | 故人の配偶者 |
子どもはいるけど女性のみ | 故人の配偶者・長女・長女の配偶者 |
子どもがいない | 故人の配偶者 |
故人が独身 | 故人に対して一番血縁の濃い人 |
もちろん、この事例に当てはまらない場合もあると思いますし、故人が遺言で喪主を指定している場合や、その他様々な理由で葬儀の喪主は変わってきます。
絶対にこの人でなければならないということはありませんので、葬儀の喪主を決める際は、ご家族で話し合って決定してください。
ちなみに、上記の例は名古屋に限った話ではありません。
日本中ほとんどの地域で同様の決め方をする場合が多いと思いますので、名古屋の方でなくても、参考にして頂ければと思います。
喪主を誰にするのか決める時、どうしても対象者がいない場合は?
葬儀は突然です。
急な不幸があったとき、その場ですぐに喪主となる方がいらっしゃらないケースもあるでしょう。
例えば、長男はいるけど海外赴任している。
子供は2人いるけど両方とも女性で既に嫁いでいる。
こんなケースも珍しくないと思います。
そんな時はどうしたら良いのでしょうか?
喪主に該当する人はいるけど近くにいない場合
喪主に該当する人がいて、その人も喪主を務めなければいけない事は認識している場合は、その方が到着されるまで、仮の代表者を決めておきましょう。
仮の代表者となられた方がすべき事は、次の通りです。
①葬儀社の手配
②寺院の手配
③日時の決定
④関係者への訃報連絡
これらの事は、ご家族に不幸があった時からすぐに進めなければいけない事になります。
特に①葬儀社の手配は亡くなった直後に行わなければならない事です。
喪主の到着を待っていることはできませんので、速やかに仮の代表者を決め、その方からご連絡をされると良いでしょう。
喪主を務められる人が全くいない場合
喪主を務められる人が全くいない場合はどうしたら良いのでしょうか?
その場合は、無理に「喪主」を決める必要はありません。
しかし、誰かが代表者となり、葬儀の手配を進めなければいけません。
それをしていただける方が、実質的な喪主とも言えるでしょう。
全く家族がいない独身の方が亡くなられた場合は、叔父・叔母または甥っ子・姪っ子が代表者(喪主)をされる場合が多いと思います。
なお、完全に身内がいない場合や、仮にいたとしてもその方の葬儀に関わってくれない場合は、行政の負担で葬儀を行う場合があります。
この場合は、市区町村の福祉課などが動いて葬儀の段取りを行います。
これを一般的に「福祉葬」とか「民生葬」などと呼びます。
ただ、葬儀と行ってもこれら福祉葬や民生葬は、「何もしてはいけない」というルールがありますので、いわゆるお通夜や葬儀といった儀式は執り行われず、火葬をするだけになります。
名古屋で喪主は誰がするの?家族葬なら喪主なしでも良い?
さて、最近非常に多い「家族葬」の場合でも喪主は必要なのでしょうか?
答えは、「どちらでも良いが、喪主がいた方が進めやすい」となります。
前述した通り喪主とは、どちらかと言うと対外的に必要な立場になります。
実際には、葬儀費用を出して、諸々取り仕切ってくれる代表者がいれば、「喪主」という言葉にこだわる必要はありません。
特に名古屋市でも最近非常に増えている「家族葬」の場合、参列する人は家族だけという場合が圧倒的に多いわけです。
葬儀に参列するのが本当に家族だけであれば、かしこまって「喪主」という名称の人を立てる意味はあまりありません。
ただし、葬儀社のスタッフや火葬場のスタッフは、遺族の代表者の事を「喪主」と呼ぶ事に慣れていますので、喪主がいないと「え~っと… どなたにお伝えすれば良いですか?」と困るシーンが多々あることが想像されます。
そのため、対した意味はなくとも、喪主を務められる人がいるのであれば、喪主と名乗っていただくことをお勧めします。
名古屋で喪主は誰がやるの?のまとめ
病院で大切な方がお亡くなりになられた時、葬儀の依頼や搬送の依頼をしなくてはいけません。それは、多くの場合非常に突然であることが多いでしょう。
日中、色々な方にご相談ができる環境の場合もあれば、深夜の場合もあります。
それでも、誰か喪主(または代表者)を決め、葬儀の段取りを進めなければいけません。
一番良いのは、日ごろからそうなった場合、どなたが代表者を務めるのか、できればどなたが喪主を務めると良いのか話し合っておかれると良いでしょう。
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