コラム・お知らせ
2022.3.7
搬送とはどんな流れなのか?名古屋で遺体搬送を依頼する際の注意点。
葬儀社の言う搬送とは、ご遺体をお迎え先からお送り先まで移動することを言います。
多くの方は、病院や施設など自宅以外の場所で亡くなる事が一般的で、その割合は8割以上とも言われます。
そして日本では葬儀をするしないに関わらず、法律で死後24時間経過しないと火葬ができないと定められています。
そのため、葬儀をするため、または火葬の時間まで待機をするために、亡くなられた場所からどこかに移動をしなければいけません。
この移動を専用の寝台車を使って行うことを「搬送」または「遺体搬送」と言います。
では、この遺体搬送は実際にどんな流れなのでしょうか?
また、名古屋で遺体搬送を依頼する際の注意点はどんなことがあるのでしょうか?
この記事ではいざという時失敗しないように、遺体搬送について詳しく解説していきます。
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目次
搬送とはどんな流れなのか?搬送の流れを解説します。
名古屋で遺体搬送の注意点をお伝えする前に、まずは搬送とはどんな流れなのかについて解説したいと思います。
お亡くなりになる場所が様々なので、場所よっては多少流れが異なることもあるかもしれませんが、今回は一番多い“病院”でお亡くなりになった場合の搬送の流れについて解説したいと思います。
病院でお亡くなりになった場合の、一般的な搬送の流れは次の通りです。
- ①病院で死亡確認がされると「葬儀屋さん(遺体搬送)に依頼してください」と言われる。
- ②葬儀社に連絡し、遺体搬送を依頼する。
- ③死亡診断書が書かれるので、内容を確認する。
- ④霊安室に移動する。※病院によっては病室で待機する場合もあります。
- ⑤搬送車が到着すると、遺体を載せて出発する。
- ⑥遺体を安置する場所(自宅や葬儀場)に搬送する。
- ⑦遺体を安置する。
以上が、一番一般的な遺体搬送の流れになります。
なお、上記の流れは名古屋に限った話ではなく、おおむね全国的に同様の流れとなっています。
搬送とは何を用意しなければいけないのか?
搬送とはどんな流れかについては、だいたいお分かりいただけたと思います。
次に、搬送の時に何を用意しなければいけないのか解説します。
ほとんどの場合、搬送について依頼者が何か用意する必要はありませんが、次の場合は少し準備が必要となります。
それは、亡くなられた場所から、自宅に搬送を依頼する場合です。
この場合は少し用意しなくてはいけない物があります。
それは、ご遺体を安置するための布団になります。
搬送を依頼すると、搬送時に遺体用の担架布団は持って来てくれますが、その布団はそのまま棺に納めるための非常に薄っぺらい布団です。
自宅にしばらく安置しておくには、少しかわいそうな感じを受けると思いますので、できれば故人が生前使用していた敷布団を用意しておくと良いでしょう。
なお、布団は敷布団だけで構いません。
敷布団にはあれば白いシーツをセットしておきましょう。
白のシーツがなければ、どんな色のシーツでも構いません。
ご遺体から体液などが漏れ出てシーツと布団を汚してしまう恐れもありますので、心配の場合は搬送してくれたスタッフに相談してみてください。
ペット用や介護用の防水シートがあれば、それを敷布団の上に敷いておいても良いと思います。
また、道路から自宅に搬入する際に、植木鉢や家具など邪魔になりそうな物があれば、除けておくことも必要です。
搬送時、一時的とはいえ搬送用の寝台車が自宅前に停車しますので、もし駐車場事情などでご近所への配慮が必要な立地であれば、ご近所の方にお断りを入れておくのも必要な対処だと思います。
その他、宗教や宗派によって一膳飯が必要であったり、地域によっては何か特定のお供え物を供える必要があるかもしれません。
名古屋市や名古屋市昭和区ではそうした地域性のあるシキタリはほとんどありませんが、気になる場合は依頼した葬儀社に相談してみると良いでしょう。
搬送とはどこに頼めば良いのか?
搬送とは、基本的に葬儀を依頼する葬儀社に依頼するのが一般的となります。
稀に「搬送だけ」を依頼される場合ももちろんありますが、そうしたケースは「遠方で葬儀をする予定」という方がほとんどです。
もちろん、葬儀を依頼する葬儀社が決まっていない状態で、取り急ぎ搬送だけを依頼することも出来ますが、たいてい余分な費用になってしまいます。
その理由は、ほとんどの葬儀社は一定の距離までの搬送は“葬儀費用に含む”としているからです。
※一定の距離とは、20kmまで・30KMまで・同一市内までなど様々あります。
つまり、搬送していただいた葬儀社に葬儀をそのまま依頼すれば、特に搬送料金が請求されることはないのですが、搬送だけを依頼すると搬送料金の請求が発生してしまうということになります。
もちろん、葬儀を依頼しない葬儀社に搬送を依頼してしまった場合、搬送料金を払ってでも納得のいく葬儀社に依頼した方が、良いと言えます。
なぜなら、葬儀料は数十万円~100万円と高額になりますが、搬送料金は多くの場合数万円程度だからです。
とは言え、やはり余分な費用になってしまうことは出来れば避けたいものですよね。
つまり、搬送を誰に頼むと良いかについて結論は、搬送は「葬儀を依頼する葬儀社に頼むのが一番良い」となります。
搬送を依頼する時の注意点とは
搬送を依頼する時の注意点は何かあるのでしょうか?
先述したとおり「葬儀を依頼する予定の葬儀社に頼む」ということが大前提になりますが、他にも少し注意点がありますのでご紹介したいと思います。
搬送を依頼する時の注意点①搬送車の到着まで1時間程度必要
葬儀社に搬送の依頼をすると、すぐに搬送車の手配をしてくれます。
しかし、救急車のような緊急車両ではないため、到着まではある程度時間がかかるものと思って頂いた方が良いでしょう。
搬送車や搬送スタッフの空き状況によりますが、スムーズに出動できた場合、同一市内で45分~1時間ほどの時間を要します。
もちろん、たまたま近くだったり渋滞のない時間帯の場合はもう少し早い場合もあると思います。
逆に、スタッフや搬送車が出払っている場合や、朝夕の通勤ラッシュ時はもっと時間がかかる場合も少なくありません。
夜間は搬送スタッフの人数も少なく、やはりお待たせする可能性が高いと言えるでしょう。
こうしたケースでは2時間~3時間お待ちいただく場合もあります。
搬送を依頼する時の注意点②搬送スタッフは1名の場合も多い
搬送スタッフも最小限の人員で回しているため、病院など施設にお迎えにあがる搬送スタッフは1名の場合も多くあります。
そのため、病院のストレッチャーから搬送車のストレッチャーに故人を移動する際や、安置場所にストレッチャーから移す場合に遺族の手をお借りすることもあります。
そのため、なるべく男性が搬送には同行していただくことが良いと言えるでしょう。
搬送を依頼する時の注意点③夜間は深夜料金がかかる場合がある
葬儀社によって異なりますが、夜間の搬送は深夜料金が別途発生する場合があります。
金額は8,000円~10,000円程度の追加となることが多いようです。
搬送を依頼する時の注意点④寝台車に同乗できるのは1~2名
病院など施設から搬送していただく場合、寝台車に遺族が同乗することも可能です。
一緒に乗車できる人数は1名~2名です。
1名なのか2名なのかは、実際に寝台車が到着してみないと分からない事が多いので、基本的には1名だけ同乗する心づもりでいていただくと良いと思います。
なお、同乗される場合は、同乗者が死亡診断書を携帯するようにしてください。
逆に遺族が寝台車に同乗しないことも可能です。
自分の自家用車があり、自分以外にその車を運転できる人間がいない場合は、寝台車に同乗せず寝台車の後ろに付いていくという方法でも構いません。
この場合は、死亡診断書は搬送スタッフに渡して持っていってもらいましょう。
遺体搬送もメモリアルホール川名にお任せください
メモリアルホール川名は、名古屋市昭和区にある家族葬専用の葬儀社になります。
メモリアルホール川名では、24時間365日の体制で遺体搬送依頼を受け付けております。
遺体搬送だけでなく、ご自宅でお亡くなりになった場合も、ご自宅にお伺いして処置など対応させていただくことが可能です。
また、メモリアルホール川名の葬儀プランは、全てのプランで搬送料金が含まれておりますので、葬儀をそのままご依頼いただく場合は、追加料金は不要です。
どうぞ安心してお任せください。
搬送とはどんな流れなのか?についてまとめ
搬送とはどんな流れなのか、また、搬送の時の注意点などについても詳しく解説させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
大切なご家族の突然のご不幸は、本当にショックで辛いものです。
そんな大変な心境の中、葬儀社を探して遺体搬送を依頼しなければいけないのは、とても大変な作業です。
葬儀は決して安くない費用がかかるだけに、終ってから後悔することがないように、事前にしっかりと葬儀社の選定をし、遺体搬送の時にスムーズに依頼できるようにしておくことが大切だと言えるでしょう。
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