2021.11.30

名古屋で葬儀費用を安く抑えるには?現役葬儀ディレクターが解説!

説明する葬祭ディレクター

名古屋で葬儀をする際に、費用を安く抑えたいと思う方は多いと思います。

しかし、ただ葬儀費用を安くすることだけを考えては、取り返しのつかない失敗や後悔をしてしまうこともあります。

実際に私がご案内させて頂いたご遺族の中にも、ご葬儀後に「やっぱりちゃんとしてあげれば良かったかな…」と後悔される方もいらっしゃいました。

もちろん、それぞれのご事情がありますので、葬儀費用を安くすることがダメなことではありません。
また、葬儀費用が高ければ良いわけでもありません。

この記事では、あなたがそんな失敗や後悔をする事がないように、名古屋で葬儀費用を安くする方法と、記事の後半では、そのメリットやデメリットについても詳しく解説しています。

もちろん、名古屋市の昭和区でご葬儀をお考えの方についても、この記事は参考になると思いますので最後までご覧いただければ幸いです。

この記事で分かること。
・名古屋で葬儀費用を安くする方法
・葬儀費用を安くするメリットとデメリット

昭和区で葬儀を希望されるならメモリアルホール川名にお任せください。

名古屋で葬儀費用を安くするには?まず葬儀の種類をご紹介

葬儀費用のイメージ

名古屋は葬儀費用が安いのでしょうか?

残念ながら、名古屋という土地柄は、全国的に見ても冠婚葬祭にかける費用は高額であるという事が知られています。

しかし、近年は様々な葬儀の形式が生まれていますので、高額な事で知られる名古屋の葬儀費用を安くすることは十分可能です。

そこで、葬儀費用をどのように抑えるかについて解説する前に、まずは、近年どんな規模や形式の葬儀があるのか、また、それぞれの費用感についてご紹介したいと思います。

一般葬(いっぱんそう)

一般葬とは、今まで「一般的」とされてきた従来の葬儀のカタチです。
家族や親戚だけでなく、ご近所、ご友人、会社関係の方などにも広くお知らせをし、大勢の方に葬儀に参列していただく葬儀になります。

近年、家族だけで行う家族葬という言葉が一般化したことに伴い、今まで普通だった葬儀の形式ですが、これを「一般葬」と呼ぶようになりました。

一般葬の葬儀費用

一般葬は、ある程度の葬儀規模になることが多く、葬儀プラン価格だけでなく、参列者への返礼品や食事など、費用が一番多くかかる葬儀のカタチになります。

この地域の一般葬の葬儀費用相場は、150万円~200万円程度と言われています。
※宗教者への謝礼含まず。

家族葬(かぞくそう)

家族葬とは、その言葉の通り、基本的に家族だけで行う小規模な葬儀の事になります。

しかし、実際には家族葬と言っても家族だけでなく、親戚や、親しい友人なども参列することが多く、実際の家族葬の規模は様々あります。

地域によっては親戚が同じ土地に大勢いらっしゃる土地もあり、家族葬と言えども30名以上の人数になることもありますし、逆に、本当に家族だけの数名でのお葬式もあります。

家族葬の定義は明確には決まっていませんので、喪家が

「この葬儀は家族葬」と言えば、それが家族葬というのが正直なところです。

とは言え、一般的に葬儀業界では、家族葬は次のように定義されています。

「家族を中心とした近親者のみで執り行う小規模なご葬儀」

家族葬の葬儀費用

一般葬と比べ、基本的に参列者が少ないことから、付帯費用と呼ばれる返礼品や食事などの費用が抑えられる分、葬儀費用は安くすることができるケースが多いでしょう。

ただし、家族葬と言えども親戚など参列者が多い場合は、ある程度の飾りを希望される場合などは、それなりに費用がかかるケースが多いようです。

一般葬の1~2割程度安価であるという認識で良いでしょう。

一日葬(いちにちそう)

一日葬とは、最近増えつつある葬儀のカタチです。

一日葬とは、その言葉通り、葬儀(告別式)の一日だけで完結させる葬儀の形式で、従来仏式や神式の葬儀であった、「通夜」という時間を省いたものになります。

ただ、無宗教形式の葬儀では、もともと「通夜」という概念がないため、以前から一日葬で行われることも多くありました。

すこしヤヤコシイですが、一日葬は「一日葬」という種類のお葬式があるのではなく、儀式を葬儀の日しか行わないお葬式という意味になります。
そのため、家族葬の一日葬もありますし、一般葬の一日葬もあるのです。

一日葬の葬儀費用

一日葬は、通夜がないぶん安価にできるイメージをお持ちの方が多いと思いますが、葬儀社にとっては、必要な備品、会場に大きな変化はありませんので、それほど安くならない事が多いようです。

例えば、一日葬でも棺は必要ですし、祭壇などの飾りは1日使用しても2日間使用しても大差ありません。

また、一日葬であっても、通夜の式を行わないだけで前日から式場を利用しているケースも多く、あまり経費の削減には繋がらないからです。

一日葬の葬儀費用は、通常のプラン価格から数万円~1割程度安いくらいという認識で良いでしょう。

直葬(ちょくそう・じきそう)

直葬とは、通夜や葬儀といった宗教儀式など、葬送のための儀式を一切行わない形式の葬り方になります。
火葬を行うために必要な必要最低限の物品とサービスだけであるため、費用も一番抑えられる方法になります。

直葬の葬儀費用

直葬の費用は、どの葬儀社にとっても最安値の価格設定をしているサービスになります。
平均的な費用感として、15万円~20万円程度になります。

一部、インターネットの葬儀系ポータルサイトなどでは9万円台からの直葬価格を提示している業者さんもありますが、色々条件付きであるため、現実には15万円程度になるケースがほとんどです。

火葬式(かそうしき)

火葬式とは、近年生まれた葬儀の名称になります。

火葬式は、全く宗教儀式を行わない直葬に対し、火葬場での僧侶による読経だけを付けたものになります。

直葬という全く何もしないというやり方ではあまり寂しいので、せめて少しだけでも読経をして欲しいという要望から生まれたサービスになります。

しかし、基本的に火葬場でのわずか数分の読経だけですから、それを「葬儀」と呼べるかについては議論が残るところです。

火葬式の葬儀費用

火葬式は、直葬に必要最低限の宗教備品を追加したサービスになります。
そのため、費用としては直葬の価格に数万円程度の追加費用と考えれば良いでしょう。

ただし、僧侶への謝礼「お布施」はこの費用とは別にかかりますので注意が必要です。

火葬式の場合の僧侶のお礼は、3万円~5万円程度のケースが多いようです。

名古屋で葬儀費用を安くするために、葬儀形式の違いも知ろう

葬儀の形式について悩む女性

葬儀には色々なやり方があるという事がお分かりいただけたと思いますが、直葬を除く葬儀には、複数の「形式」があることも忘れてはいけません。

この形式によっても葬儀にかかる費用は大きく異なってきます。

ここでは、代表的な形式についてご紹介します。

仏教形式の葬儀

一番一般的な葬儀とされるのが、この仏教形式の葬儀になります。
通夜・葬儀にお坊さんに来ていただき、読経をあげていただく葬儀になります。

参列される皆様には焼香をしていただきます。

仏教形式の葬儀の場合、来ていただいた僧侶(正確にはその僧侶が所属するお寺に払うという意味になります)にお礼として「お布施」が必要となります。

このお布施の料金は、地域・宗派・戒名のグレードなどによって大きく異なりますが、この地域のお布施の平均額は65万9千円とも言われています。

この金額は、葬儀社に支払う葬儀費用とは別に必要になるものになります。

神道形式の葬儀

神道形式の葬儀とは、神社の神主さんに来ていただき、神式で葬儀をしていただく形式になります。

神主さんへのお礼は、仏教形式と同様に地域・葬儀規模などによって異なりますが、概ね30万円前後と言われています。

このお礼も、葬儀社に支払う葬儀費用とは別に必要となるものです。

また、神道形式の葬儀の場合、仏教形式の葬儀には不要な祭壇へのお供え物が必要となります。

葬儀社によってはこのお供え物は別途費用としている所も多く、数千円~数万円程度余分に費用がかかる場合があります。

キリスト教形式の葬儀

牧師、または神父さんに来ていただき執り行う形式の葬儀になります。
相場場だけでなく、教会で行う場合も多くあります。

教会や牧師さん・神父さんによって異なりますが、葬儀のお礼が20万円前後かかることが多いようです。

無宗教形式の葬儀

仏教、神道、キリスト教といった宗教形式の葬儀ではなく、無宗教スタイルでの葬儀になります。

一般的には無宗教葬やお別れ会形式などと呼ばれますが、どんな内容の式にするのも自由であることから、自由葬とも呼ばれます。

この形式のお葬式では、宗教者が関与しないため、宗教者へのお布施やお礼といった費用は一切必要ありません。

名古屋で葬儀費用を一番安く済ます7つの方法

それでは、ここまで葬儀の規模や形式についてご紹介してきましたが、名古屋や名古屋市昭和区で葬儀費用を安くするための具体的な方法についてそれぞれ解説したいと思います。

名古屋で葬儀費用を安くする主な方法としては、次の7つの方法になります。

  • ①一般の参列者を呼ばない家族葬で行う
  • ②通夜を省いた一日葬で行う
  • ③火葬式で行う
  • ④直葬で行う
  • ⑤無宗教形式の葬儀を行う
  • ⑥複数の葬儀社で見積りをとる
  • ⑦事前に会員制度に入会する


それぞれについて解説いたします。

①一般の参列者を呼ばない家族葬で行う

参列者が多い事で、返礼品などの費用が必要になります。

そのため、やはり一般葬よりは小規模で行う事が多い家族葬の方が、葬儀費用を安くすることができると言えます。

②通夜を省いた一日葬で行う

同規模の葬儀と比較した場合、大きな費用の削減にはなりませんが、それでも通夜・葬儀と2日間行う方法に比べて、葬儀費用を安くすることができる場合が多いでしょう。

③火葬式で行う

お経など全くない火葬するだけでは、流石に寂しいと思われたり、故人に対して申し訳ないと思われる場合は、この火葬式を考えるのも良いでしょう。

直葬を除けば一番葬儀費用を安くする方法と言えます。

④直葬で行う

葬儀に対してこだわりがない、故人の遺志で「何もしなくて良い」、葬儀費用を抑えたい、などとお考えの方には、この直葬が最も葬儀費用がかからない方法になります。

直葬の場合、搬送時間や安置日数などによりますが、15万円~20万円程度になります。

⑤無宗教形式の葬儀を行う

名古屋で葬儀費用を安くするために、大きな効果があるのが、この無宗教形式の葬儀を行うことです。
この地域の平均で、65万9千円とも言われる僧侶へのお礼(お布施)が削減できるだけでなく、葬儀後の供養(法要・お墓)などの費用も大きく削減できることになります。

⑥複数の葬儀社で見積りをとる

葬儀費用の場合、相見積もりをしたからと言って値引きがあることは少ないのですが、あなたにとって適正な価格を見出すことができます。

特に、葬儀費用の○○一式とされた料金には、葬儀社ごとにどんなサービスが含まれているかバラバラです。

例えば、メモリアルホール川名では全てのプランに、基本的に葬儀に必要な物品やサービスは全て含まれた料金になっています。

しかし、他の葬儀社では、葬儀プランに棺は含まれていない、会館使用料が別途必要、サービス料がかかるなど、条件がそれぞれ違います。

複数の葬儀社で相見積もりをとることで、あなたにとって何が必要なのか、適正な葬儀費用はどれくらいなのか?といったことを知ることができますので、結果的に葬儀費用を安くすることも可能となるでしょう。

⑦事前に会員制度に入会する

多くの葬儀社では、葬儀費用がお得になる会員制度を設けています。

そしてその多くが、事前に入会しておくことでメリットが最大限受けられるような仕組みになっています。

メモリアルホール川名では、事前入会の場合は入会金が完全無料となり、月々の掛け金などの積立金も一切不要です。
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葬儀費用を安く抑えることのメリットとは

葬儀費用を安く抑えることのメリットは、どんなものがあるのでしょうか。

一番は遺族の負担軽減です。

もしあなたが見送られる立場であったとしたら、家族には

「私の葬儀にお金をかけなくていいからね」

と伝えることでしょう。

この言葉の真意は、遺族に負担をかけたくないという想いなのではないでしょうか。

葬儀自体に費用がかかることはもちろんですが、仏教形式の葬儀を行えば、葬儀後も法事やお墓などで多額の費用がかかります。

そうしたことも考えると、葬儀費用を安くするという選択は、当然のことと言えると思います。

葬儀費用を安くすることのデメリットとは

葬儀費用を安くすることのデメリットなんてあるのでしょうか?

実は、葬儀費用を安くすることは、やり方や納得度によっては大きな大きなデメリットにもなってしまうのです。

葬儀費用を安くするために、葬送儀式を行わない・または簡略化することで、残された遺族は心の中に

「本当にこれで良かったのかな?」
「親戚から白い目で見られた」
「ちゃんと成仏できないんじゃないの…?」
「やっぱりちゃんとお別れをしてあげたかった」


このような後悔の念を抱いてしまう恐れがあるのです。



葬儀は、亡くなられた人のために挙げるものと考えている方が多いのですが、実は残された遺族や友人が心の区切りをつけるためのものでもあるのです。

大切な人との突然で永遠の別れは、簡単に理解できるものではありません。

葬送の儀式は、残された人々の心に区切りをつけ、新しい生活に向かっていくきっかけの一つとなるのです。


もちろん、経済的な事情で多額の葬儀費用を出せない場合もあると思いますが、自分達の納得のできるカタチで良いので、ちゃんとお別れの時間を持つことは、とても大切なことなのです。

名古屋で葬儀費用を安く抑えるには?のまとめ

名古屋で葬儀費用を安くするには、色々な方法があることがお分かりいただけたと思います。

①一般の参列者を呼ばない家族葬で行う
②通夜を省いた一日葬で行う
③火葬式で行う
④直葬で行う
⑤無宗教形式の葬儀を行う
⑥複数の葬儀社で見積りをとる
⑦事前に会員制度に入会する

これらのどれか、または、組み合わせることで葬儀費用を安くすることが可能です。

大切な方との本当に最後の別れの時間です。

ぜひ、「ただ安く済ませば良い」という考えではなく、葬送の儀式の大切さにも少し目を向けていただいて、納得のお別れをしていただきたいと思います。

メモリアルホール川名では、毎日10時~17時まで無料相談を実施しております。
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